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<ユーロ問題最新対策!>

 イギリスをAPECに、中国をEUに加入させるべきだ半分本気です。)イギリスはEU内で独自性を強調しすぎる。EU加入とユーロ導入のずれは認めて良いのか。強い経済力のある国でユーロ導入を見送っている国の存在は、今回のユーロ危機の遠因の一つと言っても良いのではないか。放漫な国の存在が絶対的な理由なのは当たり前だ。しかしその理由がユーロを少しは弱めていないだろうか。EU加盟前の経済・財政審査は一体何だったのだろうか。EUの急速すぎる拡大も問題だったのだろう。
 イギリスの主張は、EU内の多様性を保障するのでなく不協和を示しているのは“26対1”という数字で明らかだ。それだけ独自性を主張するなら、多様な存在を認めている(認めすぎている!?)APECに入ったら良い。イギリスの民主主義はAPEC内で主張するものとしては非常に貴重である。元EUとしてEUとAPECの架け橋にもなって欲しい。
 中国がEUに入ると、中国から現EUへの輸出入物は増える。増えた分の集積地をイギリスにするのはどうか。イギリスが経済的に回復するのに良い影響を与えるだろう。中国が抜けたAPECからも、イギリスがAPECに加入していると、イギリスに直接域内貿易で輸出入物が届いたり出たりして、それらのものはAPECに加入したイギリス外のヨーロッパ全域に運ばれたり、逆にEUからAPECへの輸出物はイギリス経由にしたりして、EU内部の経済活動以外にイギリスの経済活動を増やすべきだ。イギリスとEUの経済・外交関係の修復になる。
 中国がEUに加盟すると(ユーロ導入や完全加盟は無理だから、準加盟ということになるだろうが)、現EUは中国から経済的支援を受けられるし、中国は現EUから民主主義と国際協調を学ぶことができる。これらの話は目玉が飛び出るほどの暴論(笑)だが、何かのアイデアのヒントになる気がしてならない。


Posted by 文二 at 2012年01月14日   07:28
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