<資本主義・社会主義から”公益資本主義”へ>

文二

2014年12月23日 10:17

 資本主義と社会主義の欠点を是正し、優れた所を強化するため両方を合わせたものを、
「公益資本主義」と名付ける。(いろいろな著作物からの表現も、参考にさせていただいた。)

 公益資本主義とは、ロングテールの顧客を否定したものではない。
公益資本主義に対しての、否定されるべき”私益資本主義”(公益に反するもの)と
言えるものは、”危険ドラッグ”がその一例である。

 年金の納付と、将来の支給がアンバランスな状態は、
年金が公益でなく・”私益”に傾いている事を意味する。
(正し、累進課税は認める。応分負担とは何の事か?)

 政府の社会保障や年金の改革の仕方が、社会を構成する利用者の公益を
無視して、制度の維持だけを目的とするならば、
それは公益資本主義でなく、「公的」資本主義である。

 すぐれた倫理と論理を示せば、社会保障や年金の改革は
成功したものができるだろう。