<経済・財政危機を読み解く>

文二

2013年02月07日 13:09

 良質なサービスを、安い金額で提供する。それが良質な経済・財政の体質・構造・“モラル”である。
 
 そのためには、提供者・消費者(利用者)双方が賢くなければならない。なお、賢くなるという意味は、人に対しても・自分に対しても“誠実”であるという意味も含まれる。
 
 経済・財政による、お金の出動の仕方だけでは、人は賢くならない。人が賢くなるための内容が豊富な“政策”の実施が必要である。
 
 このためには、現場に近い・現場の事が分かる、組織が対応する必要がある。(現場の事が分かると、現場の人が賢くなる方法や・現場の問題が分かりやすいから)
 
 そのためには、トップが中央集権の、現場から遠いピラミッド構造の組織よりは、地方分権による“フラット”に近いピラミッドの組織構造の方が、改革のために必要である。