<米欧と上海協力機構で協力を!>
「連絡グループ」の記事に加え、同じ日に同じく
『上海協力機構首脳会議/イランとシリアで(両方の問題で)対話呼びかけへ』という記事も出ていた。
両方の記事を読んで考えた事は、次のような事である。
北西太平洋諸島連合(日本)は、日米同盟の形を維持しつつも、米欧と上海協力機構(中・ロを含む)との間に立ち、両者への協力と仲介と調整を図るべきである。上海協力機構には、方向性としては、市民社会形成へ向かうよう勧める。特にロシア・中国に対しては、シリア問題では、シリアに入った国連PKOの停戦監視団に発砲がされている。国連の権威が否定される事は、自ららの地位である「国連安保理常任理事国」の価値も、世界政治の中で低下していく危険がある。(更に、8日に、アフリカのコートジボワールで、国連PKOの部隊7名が殺害された。)もっと積極的に、シリア問題の解決へ協力して欲しい。
米欧も、国連が上海協力機構の意見も踏まえての判断により作った、「連絡グループ」構想に賛成して欲しい。シリア問題の解決の進展により、一挙に“中東和平”の動きが加速する可能性も出てきた。
北西太平洋諸島連合(日本)は、それらを促す義務がある。(
両者の間を取り持つには、世界の中でも“適任”の位置にある。)米欧と上海協力機構両者協力して、特に現在のシリア問題で、積極的に解決を図って欲しい。